必須情報!太陽光発電とその価格

保証期間も確認しよう

 みなさんは新しいテレビを購入する際に、どれくらいの期間を使用できると考えているでしょうか。
ぼんやりと10年くらい、運がよければ15年を過ぎても使えるかもしれない、といった程度だと思います。
誰もが機械であれば、いずれは使えなくなることをわかっているはずなのです。
無論、修理をしながらならば、それなりに長く使えるでしょうし、今や数年たっていれば買い替えを考える人も多いでしょう。

 しかし太陽光発電システムの場合はそうもいきません。
修理が必要となって修理代がかかれば導入費回収が長引くことになりますし、修理不可能で買い替えということになれば、初回の導入費はまったく無駄になってしまいます。
つまり購入費分の便利さや楽しさを享受していく家電製品と、やや遠い未来での経済効果を期待する太陽光発電とは似て非なるものなのです。
従って当然の事ながら太陽光発電に使用される各部品のうち高価なものは、家電よりははるかに耐久性に優れたものとなっています。

 通常テレビなどの家電のメーカー保証は一年間が多いでしょう。
しかし太陽光発電システムのように長期間使用することを前提としている場合には一年間では安心できません。
実際は太陽光発電に使われている機器によって保証期間が異なっています。

 太陽光発電の心臓部とも言える太陽光電池モジュールは、ほとんどのメーカーが10年間の保証をつけています。
この保証は一般の家電とは違っていて“壊れた場合の保証”に限りません。
この場合は「10年間は決められた出力を保証する」という出力保証という形式になっています。
詳しく説明すると、「公称定格出力の90%の90%」、つまり0.9×0.9 = 0.81 ということで、81%の出力を10年間は保証するといった内容になります。
つまりは壊れてはいないけれど出力が半分になっている、という場合は保証が適用されるということです。

 しかしパワーコンディショナーなどの周辺機器は家電なみに一年間の保証にとどまっています。
これは機器の設置が主に屋内であることや、モーター稼動等の動く部分がない為だと考えられています。
近年では導入コスト回収が10年を目標の一つに挙げられていますので、保証期間が10年というのは微妙な感じではありますが、必ずしも10年を過ぎれば壊れるというものでもありません。

 また最近のテレビやパソコンでメーカー保証は1年間でも、販売店が独自に5年間保証する例が多く見られます。
これと同様に施工販売会社が、メーカーと協力して独自に10年を超える保証をしているケースも珍しくはありませんので、導入前に相談してみることが大切です。